これからのものづくりには、生産現場で起こる変化に対応しながら効率的な生産、高品質で安定した生産が行われる止まらない工場への変革が必要だと安川電機は考えます。この実現に向けて、私たちはi3-Mechatronicsのコンセプトを掲げ、その第一ステップとしてデータ収集・可視化・分析ができるACサーボドライブの開発を進め、Σ-Xが誕生しました。装置の動きの変化(問題)には原因がある、その真因を追究するには各機器がどのような状態であったかが分かる(時間軸のそろった質の高い)データを収集する必要がある、それを可能にするのがΣ-Xです。
Σ-Xシリーズは装置の高精度なデータ収集と解析で得られた“ソリューション”を実現するコンポーネントとしてデータ利活用の先にある“具体的な成果”への架け橋となります。
これまでの機械・装置に設計変更を加えることなく、すぐにデータ収集が可能となるのもΣ-Xの大きな特長です。振動や外乱、トルク指令などのデータをもとに傾向を予測することで、突発的な停止や故障を未然に防ぐことができます。
さらに、業界最高水準のモーション性能を備えており、Σ-Xへの置き換えによって装置性能や生産効率の向上が期待できます。これにより、開発リードタイムの短縮にもつながり、よりスマートなものづくりを実現します。
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