軸数が7軸あると人間の腕に一番近く動けるといわれています。6軸だとマニピュレータが届かないような入り込んだ場所にアプローチする場合でも、もう一軸あるとアームが回り込んで接近することができるので、設備をより小さく高密度で配置ができ、工場のラインレイアウト自由度が高まります。2008年には7軸のアーク溶接ロボットを世界初で製品化しています。
双腕型ロボットの形は人間の上半身のようにも見えますが、実際の人間の腕の動きに近い7軸の両腕に加えて腰の動きの一軸での軸数は15軸あり、ほぼ人間に近い動きをすることができます。つまり工場でいままで人間が行っていた作業を産業用ロボットに覚えさせて代替することができるのです。段ボールへの梱包であれば一方のアームでワークを抑え、もう一方のアームで梱包させるなど、人間の動きに近いことができます。
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