お客さまの目的・課題
目的
- 前後工程含めたセル(装置x装置)として付加価値を持たせ競合他社との差別化を図りたい
- ロボットや搬送装置とのパーッケージ化する事で、お客さまのシステム構築の手間を削減
- 装置の稼動データを活用した新たな付加価値機能を構築したい
※ セルとは(安川電機定義)
複数の装置またはロボットで構成された小規模なライン。サイズの定義はなく,工場> セル > 装置1台 or ロボット1台。
課題
- 自社の装置だけでなく装置間の搬送機械やセンサー、ロボット等を含めた制御の構築が難しい また、そのデータの集積や分析を行うPCなどをつけても、あくまでデータ分析に留まるの付加価値としては弱い
関連製品
Yaskawa Cockpit
Yaskawa Cockpitは、視える化を通じたデータの「集積/蓄積」と「分析」です。
他社製品も含めて生産現場にある様々な機器・装置をYCPにつなげ、機器同士の時系列を合わせてデータをとり、タイムスタンプを合わせることで、高速かつ精密に装置同士を連携させることが可能です。
YRM-Xシリーズ(セルコントローラ)
複数の装置やロボットなどとデータ統合を実現しデータをもとに動きに変えるコントローラ
MPシリーズ(マシンコントローラ)
高性能化とモーション&ビジョン&ロボットとの融合を実現した統合マシンコントローラ
Σ-Xシリーズ(サーボモータ)
装置の高精度なデータ収集と解析で得られた“ソリューション”を実現するコンポーネントとしてデータ利活用の先にある“具体的な成果”への架け橋となります。
MOTOMAN-GPシリーズ(ロボット)
ソリューション提案
Yaskawa Cockpitにデータを収集し解析した結果をYRM-X経由でフィードバックする事でセル全体の動きに変え、生産管理から、ワークやツールへの偏差への対応やNG検出など現場の課題解決に繋がる機能の実現
- サーボから同期したセンシングデータを集約・分析しフィードバックする事で品質の安定化や異常監視によるNG検出
- トレーサビリティー管理と生産品質の視える化の実現
- 万が一、問題が起きた場合でも、時間軸があったデータから不具合の因果関係や真因を追究できる。
センサーやコンベア等、周辺機器の信号やデータも取込む事で生産効率向上
- セルのデータを集約しフォードバック出来る事で装置単体ではなくセルとして最適稼動の実現
- NG検出時のデータを集積・分析できる事で、歩留まりの削減に繋がる解析ができる
新たな装置でできる事
- 装置の精度向上だけでなく、実際の駆動データを活用する事で、現場に合わせた最適な制御の実現
- お客さまの課題に合わせて、データを分析する事で、お客さまの視たい・知りたいを実現
- セル(装置x装置)としての付加価値が向上し、他社との差別化を図り優位に立てる